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2019年7月30日
アゼルバイジャン

アゼルバイジャンの歴史に残る地区大会

アゼルバイジャンの歴史に残る地区大会

アゼルバイジャンの首都バクーにあるダルナグル・セレモニー・ハウスで,2019年7月26日から28日にかけて,エホバの証人の地区大会が開催されました。2019年,各地が国際大会の開催で盛り上がる中,バクーの地区大会も歴史に残るものとなりました。アゼルバイジャンでは最大規模となったこの大会には,国中のアゼルバイジャン語会衆とロシア語会衆が初めて同時に集まりました。

アゼルバイジャンの伝道者はおよそ1500人ですが,大会の最高出席者数は1938人でした。33人がバプテスマを受けました。マーク・サンダーソン兄弟は,大会の講演者として入国することを特別に許可されました。アゼルバイジャンの大会で統治体の兄弟が話をするのは初めてのことです。私たちは,許可を与えてくれた政府に感謝しています。

兄弟姉妹の一致が周囲の人々に与えた印象は素晴らしいものでした。大会会場の管理者は,エホバの証人が大会中に平和と愛と親切を示し合う様子を見て,教えを本当に実践していると感じました。

アゼルバイジャンのエホバの証人は,現在も信教の自由が制限されています。しかし,兄弟姉妹の信仰の自由は徐々に政府に認められるようになっています。2018年11月,アゼルバイジャン政府はバクーにおいて,エホバの証人の法的登録を全面的に認可しました。おかげで兄弟姉妹は,一層強力な法的保護を受けて,バクーで表立って活動できるようになりました。

今回の大会は,アゼルバイジャンのエホバの証人の歴史において里程標となるでしょう。私たちは地元の兄弟姉妹と共に,近年のこうした良い進展を喜んでいます。アゼルバイジャンや世界中で行われている「良い知らせを……広める法的権利を得る」ための努力を,エホバが引き続き祝福してくださいますように。(フィリピ 1:7