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バンダラナイケ国際空港で代表者たちの到着を待つ地元の証人たち

2018年12月21日
スリランカ

スリランカで初めての特別大会

スリランカで初めての特別大会

7か国から訪れた大勢のエホバの証人が,スリランカで初の特別大会に地元の兄弟姉妹たちと共に出席しました。「勇気を出しなさい!」特別大会は,2018年7月6日から8日にかけて,首都コロンボにあるスガサダシュ・スタジアムで開かれました。最高出席者数は1万4121人でした。大会のハイライトとしては,統治体の成員による話が行なわれたこと,バプテスマを受けた人数がスリランカではこれまでの最高数に達したこと,地元の兄弟姉妹が海外からの代表者約3500人を盛大にもてなしたことなどが挙げられます。

2018年の特別大会に関する発表を受けたスリランカの諸会衆は,2017年9月からそのための準備を始めました。イベントの主催に向けた準備はもちろん,スタジアムの大掛かりな修繕と清掃が必要でした。それには,塗装,ごみの処分,壊れた椅子の修理,道路の穴埋めなどがありました。それらの作業に協力しようと大勢の証人たちがスタジアムに集まって来たのは,大会が始まる3週間前でした。ある警備員は,兄弟たちがわずかな期間で終わらせた作業を自分たちのメンテナンス・スタッフが行なうとしたら4年ぐらいかかるかもしれない,と述べました。

大会に加えて,スリランカの文化がよく分かる様々なツアーやアクティビティーがありました。伝統的なダンスや歌,子どもたちによる王国の歌などが披露された晩のひとときは,忘れられない思い出となりました。

スリランカ支部の代表,アシュリー・フェルディナンズはこう述べています。「この特別大会は,スリランカの兄弟姉妹にとってまさに贈り物でした。大勢の代表者をお迎えできたことは貴重な機会となりました。この大会を成功させるため,多くの奉仕者が支援してくださったことに深く感謝しています。当然ながら,すべての賛美を受けるべき方は,あらゆる良い贈り物の与え主である天の父です」。(ヤコブ 1:17

 

大会会場は4つの言語,英語(写真),シンハラ語,スリランカ手話,タミル語に分かれていた。

毎日,統治体のアンソニー・モリス兄弟がプログラムの最後の話をした。

この大会でバプテスマを受けた人の数は最高数の273人に達した。

兄弟たちは地元の報道関係者を招待し,支部で記者会見を開いた。40人以上のジャーナリストが出席し,支部施設を見学した。

大会の広報担当者が,スリランカの2つの大手ニュース番組のインタビューを受けた。

2018年1月,大会準備のトレーニングを受けるために700人以上の兄弟姉妹がコロンボに集まった。

奉仕者たちが大会会場の壊れた椅子を修理した。

コロンボ市近隣の幾つかの王国会館で交流会が開かれ,代表者たちと地元の兄弟姉妹が親睦を深める機会となった。

スリランカの多種多様な歌や踊りが披露された。伝統的なタミル舞踊はその一例。

子どもたちが「エホバの温かな呼び掛け 『わが子よ,賢く』ありなさい」を歌った。

代表者たちは紅茶ができるまでの過程を学んだ。

大会の最後に代表者たちは,地元の兄弟姉妹への愛を伝えるメッセージボードを掲げた。