2019年1月12日，ナイジェリアのエホバの証人は，ベニン･シティ大会ホールで特別集会を行いました。その際に，統治体の一員であるジェフリー･ジャクソンが，イソコ語とヨルバ語の「新世界訳聖書」改訂版を発表しました。ナイジェリアの106の王国会館と9つの大会ホール，また隣国ベナンの幾つかの会場が中継で結ばれ，合計6万672人がその発表を聞きました。

ナイジェリア支部のガド･エディアはこう報告しています。「聖書のイソコ語訳の完成までに，3年2カ月かかりました。ヨルバ語の方は3年3カ月です」。さらにこう述べています。「ナイジェリアでイソコ語を話すエホバの証人の数は5000人を上回っており，ヨルバ語を話したり読んだりする人は優に5万人を超えています。兄弟たちが改訂版の聖書を受け取った時，ある人は聴衆の『喜びが爆発した』と言っていました。ですから，出版のための苦労は確かに報われました」。

現在，エホバの証人の「新世界訳」は，全巻または一部を179の言語で入手できます。

イソコ語とヨルバ語を話す兄弟たちにとって，聖書がもっと読みやすく，学びやすくなったのは，本当に喜ばしいことです。（テモテ第二 3:17）